「生徒さんは方はみなさん、
お家に大きなマリンバがあるのですか?」
マリンバ教室を開催していると、
良く聞かれる質問です。
私の教室では人それぞれです。
5オクターブの大きなマリンバを購入する方は1割。
4オクターブと呼ばれる
学校教育用より少し良いものを、
中古で買われる方が8割。
コオロギさんから発売されている
卓上マリンバや木琴。
最近では
電子マリンバを購入された方も。
中には練習は学校、または教室のみ。
(生徒さんには2時間まで貸し出ししています。)
という生徒さんも。
千葉県船橋市の教室。
県内や都会からもアクセスしやすいため、
様々な住環境での、
生徒さん。
もちろん教室と同じ大きなマリンバがあれば、
音色もテクニックも、
理想に近づきやすいです。
それはベストだけど、
人それぞれのマリンバとの向き合い方があり、
大事なのは、
何が一番自分にとって良いのかを、
考えること。
生徒さんの環境において、
一番自然に向き合える形を提案すること。
最初は卓上マリンバから入り、
4オクターブ。
そして転職して大きなマリンバを購入した、
大人の生徒さんがいました。
発表会で弾いた、
バッハのチェロ組曲の低音の響きに魅せられ、
やっと念願のマリンバの音。
でも止む得ないご事情で、
手放されました。
「先生でもね、
私にとって一瞬でも、
大きなマリンバを手に入れたその瞬間は、
人生にとって幸せな時間でした。」
そうおっしゃってくださり、
私は、
生徒さんの一生の一瞬でも、
マリンバが横にいる人生がある。
それをお手伝い出来る仕事が出来ている。
それだけでなんて幸せなのだろうと
感じました。
教室を始める前は
「正しい形や指導」
に囚われていました。
でも今は、
生活にマリンバがある喜びを、
生徒さんお一人お一人の人生と共に、
歩ませていただき、
素晴らしい仕事に出会えてる事に、感謝しています。
マリンバのある人生。
音楽のある豊かな生活。
まずは、
小さくても良い。
長い人生の、ほんの一瞬でも良いから、
自分のマリンバを、
鳴らしてみませんか?
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